食べる時間によって吸収に違いがある納豆

食べる時間帯によって違う納豆の効果

栄養分が豊富なだけじゃなくて、食べる時間帯によって体にとっての機能が違う! 

朝の納豆は、代謝をアップで、冷え性の人におすすめ。

大豆の皮が付いたままの「粒納豆」にすれば、

豊富な食物繊維が腸内環境を整えてくれ、お通じがよくなるそうです。

そして、朝よりよい働きを期待できるのが、夜食べる納豆。

血栓を溶かすナットウキナーゼは、食べてから4時間後が最も活性化。

その効果は8~12時間持続するので、夕飯に食べた納豆の成分が血栓が発生しやすい夜から朝にかけて働いてくれるというわけです。


夜食べるなら、「ひきわり納豆」がおすすめ。

粒納豆より食物繊維は少ないですが、その分、納豆菌を繁殖させる表面積が広く、ナットウキナーゼが多いから。

さらに、睡眠中は唾液の分泌が減少して、口内で風邪の原因となるウイルスが増殖しやすい時間帯でもあります。

これも、納豆の成分である、抗菌と殺菌作用を持つジピコリン酸がよい働きをしてくれるそう。

夜に食べる納豆は、美肌にもよいとされています。

睡眠中、肌のダメージは成長ホルモンが修復しますが、納豆のビタミンB群が成長ホルモンに働きかけ、肌の修復力が高まります。

もう一つ、ダイエットにもいい。

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1日が始まる朝食と違い、夕食の後は寝るだけですから、食事の脂肪を分解するビタミンB2が含まれ、なおかつ低カロリーな納豆は、ダイエットにぴったりです。

安くて、体にいい納豆。朝も夜も食べたいものですね!

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