不眠症のご相談

最近眠れないという相談内容


実は最近、スポーツ選手ばかりではなく、講習会を開催していると、

どの世代の方とお話ししても不安定な精神状態を訴えてくる方々が増えて来ました。



それは、眠れないと言う相談内容が一番多いです。

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ある程度トレーニングを行うと、筋肉疲労が起こります。


筋肉を再生する時には、成長ホルモンか不可欠です。

深い睡眠で多く分泌され、皮膚の代謝や骨の充実など身体の中で良い意味で

老化予防に必要なホルモンとして知られています。

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さらに、脳の中では睡眠な必要なホルモンとしてメラトニンが知られています。


これも、身体を休めるために必要なホルモンです。



睡眠がとれない、眠れないと言う相談内容は、今までも試合前の選手から聞いていました。


しかし、最近の件数の増加はちょっと驚きです。


これは震災や殺伐とした事件などの報道もよりますが少なからず

映像の影響もあるのではないかと思っています。

同じ映像を各局で何度も流すことで、サブリミナル効果により潜在意識のなかに植え付けられてしまいます。

震災や水害の怖い思いをよみがえらせ、帰宅難民や停電、携帯が繋がらない疎外感などの恐怖が呼び起こされてしまうのではないかとおもいます。

そこで、提案するのは音楽です。

古い記憶を消す事はできません。

ですから、新しい記憶、印象的な新しい記憶を重ねていく事が必要です。

サブリミナル効果を思い起こさない様にする事です。

睡眠が浅くても、一定の時間、身体の休憩をはかり翌日への活力を促すように指導しています。

私個人は落語が、大好きですので、物語を想像してしまいますが、

何時の間にか聞きながら眠っています。

音楽でも、リズムが一定ならば何時の間にか聞きながら眠ってしまう事が安定化の一要素として、

試していただいてもいいと思います。

眠れないと焦るのではなく、こんな時だから、

リピート機能を活用して同じ音楽を小さな音で流すようにしてみるのも、おすすめです。

一日眠らなかったとしても、翌日には眠れますので、自分に負荷をかけずに気楽に、

夜明けを楽しむのもいいかもしれませんね。

とにかく、気楽に布団の中でゆったりするだけでも休憩になりますからね。

おやすみなさい!