肥満の弊害

こんにちは、プロスポーツ選手も通うリハビリテーションの櫻井優司です。

突然ですが、皆さんは正月太りは大丈夫ですか?

年末年始くらいはゆっくり…と思ったのは良いが、数キロ太ってしまったという人は多いことでしょう。

体重計に乗るのも怖い!と目をそらしているそこのあなた(笑)

今なら十分間に合いますので、一度現実を把握されるといいかも知れませんね。

さて今日は、「肥満」のお話です。

肥満の弊害

肥満の問題は、合併症を誘発するということです。

肥満が引き起こす膝への負担(変形性関節症)

肥満は膝関節への負担は体重増加の二倍から三倍比例して増えてゆきます。

肥満が誘因の一つであり、さらに症状の増悪因子の一つになっている変形性関節症は中高年の最も一般的な骨・関節障害です。

肥満による過剰な荷重を受けて、骨や軟骨、筋肉、半月板などに変性、破壊が起こってきます。

O脚であることが多く、まず正座出来ない、階段を降りる時や立ち上がろうとする時、歩き始めに痛みを引き起こします。

しばらく歩いていると楽になりますが、長く歩いていると痛くなって歩けなくなります。

また、ひざに水がたまるといった症状が一般的です。

特に下肢に発生するものほど体重の影響が大きく、高齢になるに従って顕著に現れてきます。

正月太りは食事制限よりも運動を!

正月に二キロ以上増加してしまった方は、早目の対処をしましょう。

散歩はダイエットにはなりませんが、気分転換には有効です。

肥満に対して急激な体重の減少は期待できませんが、運動不足解消には必要な有酸素運動と言えます。

食事制限よりも、自転車コギ、簡単なストレッチを直ぐに初めてくださいね。

腹部が気になる男性