レポート

疲れのメカニズム

疲労のメカニズム

1万キロ以上を移動する渡り鳥はなぜ疲れずに長期間飛行できるのでしょうか?

その抗疲労メカニズムの研究からわかったことは、渡り鳥の羽の付け根には「イミダペプチド」という成分が豊富にあり、実はこの成分こそが最強の「抗疲労成分」であることが明らかになったのです。

イミダペプチドは、鶏肉や牛肉、豚肉にも含まれていますが、日常的な食材の中では、鶏の胸肉にもっとも多く含まれています。その他にカツオやマグロの尾びれの部分にも多く含まれています。

 

筋肉を作るためにトレーニングをした後に鶏肉を食べることが推奨されているのは筋肉疲労の回復力があることと同時に必要なたんぱく質が筋肉の修復に届きやすいということ、脂分が少ないというだけでなく吸収に優れているためと言われてきましたが、疲労しにくい成分があるという研究結果です。

 

そしてもう一つ、修復された疲労物質は血液には入れません。

イミダペプチドは抗疲労成分として疲労を回復させることと同時に疲労成分をさらに細かく分解し、リンパ液へ流れるようにしています。

これによりリンパ管で徐々に免疫機能物質と交わり、腎臓に届くことで尿に変化しやすくなっています。

 

長距離を飛ぶ渡り鳥は飛行中も尿を排出しています。

疲労物質が尿で排出される実証です。

越冬・子育てで3000キロ以上の飛行をするためには、疲労を伝達する物質は血液に運ばれてしまうと、肝臓で栄養素と交換する作業が行われ、蓄えられた栄養を使い切ってしまうことになります。

少しでも肝臓の栄養を減らさず補給なしに移動しなければなりません。

筋肉で消耗した栄養素はイミダペプチドで分解され血管ではない第3の血液と言われるリンパ液へと流れてゆきます。

第1の血液は動脈できれいな鮮血です。主に赤血球が栄養や酸素を運ぶことに大きな役目を果たしています。

第2の血液は酸素栄養素を運搬した後で心臓に戻る静脈と言われ濃い色の血液です。

第3の血液と言われるのがけがをしたときに傷を修復したり、病気と闘う免疫と言われるリンパ液です。

上記の血液は20秒くらいで体を一周してしまうほどの高速で移動していますが、リンパ液は1分間に10センチ程度のゆっくりした速度と滲み出る程度の微量しか流れません。

このゆっくりした速度と、微量が疲労を伝えにくいために疲労回復にはとても役立って言います。

体の中で使っていない筋肉や内臓の微量な栄養素と同時に運ばれるようになると、肝臓に到達したときには、微々たる疲労物質になって、長時間の飛行が可能になっています。

 

身体が疲れやすい、なかなか疲れが取れないとお悩みの方は鳥のささ身マグロやカツオ・サンマなどを召し上がっていただくことも一助になると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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